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お隣りに新築中のでっかい家
我が家から3軒目にでっかい家が新築中であります。まだ寒い春先に土台工事が始まり 今はご覧の通り屋根部分が出来つつあります。
これは前からみた家の玄関になる所
この家の前の住人は 私たちがここに引っ越してきた1986年当時から居た白人の老夫婦でした。 顔を合わせたら軽い挨拶位で 親しく話した事もなかったけれど 孫や子供らしき人が訪れていた様子もなかったので 子供のない夫婦だったかも?
おばあちゃんは元々あまり見なかったので 家に引っ込んでいたようでしたが 小柄なおじいちゃんは散歩にいったり、ゴミをだしたりとチョクチョクみてました。
そのおじいちゃんもしばらくみないな・・・と思ってたのがもう2年前。コロナ騒動の前に カラフルな「売り家」のサインが前庭にドカーンと立ちました。
トロントはここ何年も売家ブーム。買い手は五万と居るのに売り家は少なくて マーケットに出すと売値より高く売れていく事も多々ある・・・とのNews 。これはトロントに限らず西海岸バンクーバーや東部まで カナダ全体に起こっている状況らしい。
小さなバンガローだったのですぐに売りのサインは消えた。すぐに売れてしまった、当たり前の事でした。
古い小さな家が売れると買い手は ほどんどがビルダーで 古家はぶっこわして巨大なモダンNewハウスが出来ます。
これもその筋書き通りだったわけです。
我が家の裏庭デックから見た・・・建設中の家の横
最近の新築ハウスは面積が4000スクエアーフイート前後と書いてあるので約370平米でしょうか。2人住むにはとても広すぎの家。
今はコロナ旋風で実際のOpen House もないですが 以前は週末になるとアチコチでサインが出るので アポなしで買う気がなくても売り家の中を簡単に見ることができました。
近所の売り家を何軒も旦那さまとOpen House で見て歩いた事もありました。
時は流れていきました。
不変な物は何もない・・・何もかも移り変わっていくのでしょう。
新しい木の香りがただよっていたこの家、こんなに広いキッチンに一体何を入れるんだろう・・・・と思ったのに今ではパンパンに物が詰まって あふれ返っています。
あの新品だった家もアチコチで不都合が出てきて 屋根の交換、暖房機の取替、デッキのペイント、リモートガレージドアの取替 トユの取替等々 大きな修理も多く経験しました。
若くて元気だった私も年をかさねました。